よくあるご質問


Question



「洗いすぎは良くないので、月に1~2度位」というアドバイスを受けられる方が多い様です。「洗いすぎ」とはどういうことを意味しているのでしょうか。上のアドバイスを耳にされた方は、多分「あまり頻繁に、月に何度も洗うのは良くない。せいぜい1~2度位がいい。」という理解をされたかと思います。それは実は間違いと考えてください。「洗いすぎ」とはシャンプーすることによって、ペット達がいつも必要としている皮脂を根こそぎ奪い去り過脱脂状態にすること、と理解してください。ようするに皮脂を取りすぎた状態にしてしまうことです。
だから良くないのです。これまでは、シャンプー=汚れ落としであって、洗い上がった時の被毛や皮フの健康状態を考えていないと思われるものが多かったのではと感じています。ですから1ヶ月に1~2度しか洗うことができなかったのだと思われます。
では、シャンプーの回数は何によって決められるのかということになりますが、実は回数が重要なのではないのです。シャンプー剤の質の良し悪しによって、逆に回数が決まると考えてください。過脱脂状態にせず何回洗っても被毛も皮フも健康であるならば、そういう良質のシャンプーを使う限り回数に制限はないはずです。ラファンシーズでは原則的に成犬で健常肌ならば、週一度のシャンプーをおすすめしています。毎週シャンプーできない、シャンプーされる方の手を傷めるなどの類いのシャンプー剤は使用されないことをおすすめします。
ペットちゃんの肌は私たちよりデリケートなのですから。ある方がおしゃってました。「私たちが安心して使えない製品を可愛いペットちゃんに使うのは心配」と。
   


健やかで美しい被毛をつくることを目的に科学的に処方している会社の製品は、それぞれが個々バラバラの形では開発されていません。
個々の製品が与えられた役割を分担して、システム的に相互に作用しあいながらより美しい被毛をつくる様に設計開発されています。
シャンプー剤とリンス剤の役割分担は違うのです。シャンプー剤は被毛と皮フの脂汚れや、余分な皮脂を取り除いて清潔な状態にするものです。リンス剤は汚れが無くなった被毛に保湿剤や柔軟剤を与え、うるおいのあるしなやかな被毛にし、帯電防止剤などの働きで、もつれ、からみを防ぎコームやブラシの通りをよくして、器具などによる物理的損傷を防いでくれます。また、汚れをつきにくいようにもしてくれ、手触り感のよい美しい被毛にしてくれます。ペット達の被毛は一般に細く密生していて、毛足の長い子にとって毛玉は一番のトラブル。
その予防の出発点がリンスと言えます。注意していただきたいことは、市販のリンス剤の多くに油脂分が配合されていることです。
すすぎ方で「毛質に合わせて軽くすすぐ、丁寧にすすぐ」などの表現がある場合は、油脂分が配合されていると疑ってみてください。
油脂分は乾燥しません。重い仕上がりとなります。ほこりなど汚れもつきやすくなります。そして決定的なことは、ふんわりとボリュームを出す洗い上がりができない点です。
   


はじめに、弱酸という単語は辞書にありますが「弱酸性」という単語は辞書にありません。ですから「弱酸性」だけで、その水分を含む物質のpHがどのぐらいということを表すことができず、pH5の弱酸性というふうに表現しないと正しい表現とはなりません。
ラファンシーズではpH5前後の弱酸性という表現を使っており、この意味するところはラファンシーズの製品は、pH4.5~5.5の間にあることを指し、このpH値の巾を“前後”と表現しています。
被毛というタン白質からでき上がっているとも言える組織は、pH5前後の弱酸性の状態にある時、組織内の側鎖結合が最大となって、被毛が一番引き締まって丈夫で傷つきにくく、被毛表皮のウロコ状組織もコンパクトに並んで輝きのある自然な美しいツヤとなるのです。
では、pH5前後の弱酸性状態からアルカリ側に変化するとどうなるのでしょうか。組織内の結合が切れて被毛はふやけたような状態に変わり大変傷つきやすく切れやすくなってしまいます。言うまでありませんが、アルカリは被毛内部の間充物質を溶出させてしまうために、乾燥してパサついた被毛へとダメージを与えます。では“弱酸性”ならば安心して使えるのかといいますと、実はそうでないのです。
例えばシャンプー剤では、同じpH5前後のシャンプー剤であっても、主原料の界面活性剤の選び方、組み合わせ方で損傷を与えてしまいます。この隠れている原因を見つけるには、1ヶ月に5~6回洗い続けますとそのシャンプー剤の良い悪いが判断できます。

   


被毛を傷める原因の一番は、お粗末な品質のシャンプー剤と言い切ることができます。パサついてきた、つやがなくなった、毛切れが目立つ、果ては皮フが赤くなってかゆがるなどいろいろな症状を見せますが、健やかな美しさを取り戻す第一歩は、そのお粗末なシャンプー剤の使用を即止めることです。いくら良質のリコンディショナーで損傷をなおしてあげようとしても、シャンプーでまた傷めるのではイタチゴッコ。時間とお金のムダとなります。まずは毎日でも安心して使えるような品質のシャンプー剤を求められることをおすすめいたします。
ご存知の通り、被毛を作り上げている物質はタン白質です。被毛の損傷とは、その多くは被毛の内部組織=皮質からタン白質が溶失してしうまうことで、この失われたタン白質を補給してあげること以外に健康を取り戻す道はありません。ラファンシーズのP.P.T.コートリコンディショナーとエクセルリコンディショナーは損傷毛に特殊タン白質マリンコラーゲンP.P.T.を補給し、本来の健康を取り戻すために設計・開発された製品です。同じ設計・開発思想の中で生れたシャンプー剤、リンス剤などシステムでケアすることによって、確実に健やかな美しさを取り戻します。注意して頂きたいことは油脂ベースのヘアクリームなどを感違いして使用しないようにされることです。油脂分は被毛の表面に付着してつぎのシャンプーの時まで付着しているだけ、シャンプーで洗い流しますとまた元の損傷毛が顔を出します。
   


被毛のケアに油脂分という考え方はほぼ過去のものとなりました。代わりに登場してきましたのが、タン白質を栄養分として被毛に与えようというヘアケアです。水分を取り除いた残りの97%がタン白質という被毛です。この科学の事実から1960年代にアメリカで、そして日本では1970年代に入って、まずヒト用の美容界で、ペットの美容ではそのさらに10年後の1990年になってラファンシーズからP.P.T.コートリコンディショナーが、続く翌年にエクセルリコンディショナーの2つのリコンディショナーの発表をもってタン白質を栄養分とした本物のリコンディショナーの時代の幕が開いたのでした。


タン白質はアミノ酸が鎖状につながって出来ていて、その連結したアミノ酸の数から一般に次のように分類されます。アミノ酸1ヶの単体はそのままアミノ酸、2~30ヶぐらい連結したものをP.P.T.ポリペプタイド、それ以上の大きなものをタン白質(プロテイン)と呼んでいます。
リコンディショナーに最適なタン白質はP.P.T.と呼ばれる小さなタン白質、しかもコラーゲンという動物の筋(腱)、皮フ(表皮)軟骨を含む骨をつくっているタン白質が最適とされています。当初は牛由来のコラーゲンタン白質でしたが、狂牛病事件から牛由来のコラーゲンは使用禁止となり、豚由来に。そしてさらに安全性を求めて魚由来のマリンコラーゲンがタン白リコンディショナーの原料の主流となっています。そのリコンディショナーも理想的には、次の条件を満たしていることが大切で、でないと被毛の表面に付着するだけか、あるいは内部に浸透してもすぐに溶出してしまう、効果のあがらないリコンディショナーとなってしまいます。
①毛髪内部に浸透するのに一定時間を要しますが、そのP.P.T.が内部組織と結合効果が持続する
②効率よく浸透吸着するのに必要な電気的性質を持つP.P.T.
③最良の効果となる適切な濃度のP.P.T.
④pH5前後の弱酸性処方
大豆プロテイン、シルクプロテインも目にしますが、コラーゲンタン白質は、構成しているアミノ酸のバランスが良く、リコンディショニングには最適とされているものです。大豆プロテインには、さらに卵や牛乳と並んで三大アレルゲン(アレルギーの原因物質)として挙げられております。アレルギー体質の子には事前のチェックが必要です。

   


長毛タイプのヘアケアで悩ましいトラブルとして、もつれ、からみ、あるいは毛玉を挙げることができます。密生している細い被毛は、ただでさえもつれたりからんだりしやすいのですが、空気が乾燥する季節は静電気が発生しやすいため悩みは一層深刻です。
そこへ損傷というダメージが加わりますと乾燥毛となって静電気トラブルは毛玉へと直結してしまいます。
お手入れは被毛と皮フの健康管理の心構えで、すこやかにサラサラと美しく洗い上げるため良質のシャンプー剤/リンス剤を使用し、すすぎを完全にします。被毛1本1本がキラキラ輝く洗い上がりが理想です。時間が経つにつれて重くなったり、ベタついたりするものもあります。またリンス剤の中には被毛の状態に合わせてしっかりすすぐとか軽くすすぐという用法を求めているものもありますが、リンス剤の使用法にはそのような手法は基本的にありません、何かの成分をすすぎの手加減で多く残す、あるいはあまり残さないようにすることを考えておられるかもしれません。ラファンシーズの製品は、どのような場合にもシャンプー/リンスは完全にすすぎ、1本1本がサラサラとなって求めるスタイルに合った仕上がりとなるよう設計されています。すすぎが不充分ですと、多くの場合フケやかゆみの原因にもなりますので注意ください。

   


リンスとは「すすぐ」「すすぎ流す」の意味ですが、1960年代に登場したリンス剤は、きついアルカリ性のコールドパーマやもっときびしいアルカリ性のヘアカラリングで損傷し、毛髪中に残留するアルカリを「酸」で中和、弱酸性のpH5前後の等電点に戻そうとして開発されたようです。因みに当時「酸」の「アシッド」をそのまま商品名とした、例えばラファンシーズアシッドという商品さえありました。
現在のリンスの役割は、静電気を抑え、もつれからみのない櫛通りのよい毛髪に仕上げることを一番の役目とし、いろいろな保湿成分を配合してうるおいやしなやかさを与え、髪のまとまりをよくすることを目的に、シャンプーのあと完全にすすいでリンス剤を塗布、よくすすぎ上げてドライイング。そしてスタイルを整えるのが標準的ヘアケアとなっています。この「リンス剤」はいろいろな添加原料からその役割も変化し、そのネーミングも「コンディショナー」に。毛髪の状態を整える、とする製品が多くなってきています。一方トリートメントとは、本来「治療」することで、P.P.T.など特殊タン白質を主成分として毛髪それ自体をすこやかに丈夫に強くすることを指しています。
リンス剤は表面処理的に、タン白質P.P.T.をベースとするトリートメント剤は、毛髪の内部構造を強くし毛髪本来の力を復活させようとするものです。油脂分はこの意味でほとんど役に立つことはありません。
以上のようなヘアケアのコンセプトをペットの美容にと様々なリンス剤、トリートメント剤が開発されていますが、リンス剤で処理することをトリートメントすると同義的に混同されているときがあるようです。そこでラファンシーズではリンス剤に対応するトリートメント剤を「リコンディショナー」と区別しています。

   
 
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